中日・上田「緊張しなかった」プロ初登板は上々の投球 立浪監督「また楽しみな投手が一人出てきた」

[ 2022年5月13日 05:30 ]

セ・リーグ   中日1-3ヤクルト ( 2022年5月12日    神宮 )

<ヤ・中>中日先発・上田(撮影・村上 大輔)
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 中日は打線がつながらずに敗れて4位後退も、9日に支配下選手に登録されたばかりの19歳、上田が先発で5回4安打3失点と奮闘した。

 20年育成ドラフト2位で入団の左腕は雨の中、初回にいきなり3連打で2点を失ったが、村上を低めのスライダーで空振り三振に仕留めるなどピンチでも顔色一つ変えずにストライクを投げ込んだ。

 「それほど緊張しなかった。打たれた後はしっかり切り替えられた。ストライクゾーンで勝負できたのが良かった」

 立浪監督の評価も上々だ。次回登板こそ明言しなかったが「立ち上がりの緊張感がある中で少し甘く入ったところをやられたが、この球場で5回3点なら十分(先発の)責任を果たしたと思う。また楽しみな投手が一人出てきた」と目を細めた。(中澤 智晴)

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2022年5月13日のニュース