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松永怜一氏 日本球界に10年以上前から抱いていた危機感…ノートに記した「課題」と「疑問点」

[ 2022年5月13日 05:30 ]

松永怜一氏死去

松永さん直筆の野球ノート
Photo By スポニチ

 私の手元に松永さんが10年4月に記した「日本野球界の課題・疑問点」というノートがある。アマ・プロ統括団体の構築、指導者へのライセンス制導入などを提言。「若者のメジャー志向の増加と日本復帰への条件」と私案も披露していた。五輪競技への復活を訴え、サッカー界に比べ未整備な日本球界の構造を憂いていた。

 昨夏の東京五輪ではロサンゼルス五輪以来となる金メダルを獲得したが、真のトップ選手が集うWBCでは09年を最後に勝てていない。世界のトップで戦えない競技では競技人口が減っていく、と10年以上前から強い危機感を抱いていた。来春には5度目のWBCが待つ。松永さんの目は現状を10年以上前から的確に見据えていた気がしてならない。(特別編集委員 伊藤幸男)

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