阪神・井上ヘッドコーチ“山椒系”でピリリと左腕攻略だ!陽川、原口ら「右の伏兵」先発起用示唆

[ 2022年5月13日 05:30 ]

雨の中でノックを受ける原口(左)と陽川(撮影・北條 貴史)
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 阪神の井上ヘッドコーチが、13日のDeNA戦で予告先発・今永と、15日の3戦目先発予定・東の左2枚に対し、陽川、原口ら“右の伏兵”を先発起用する可能性を示唆した。

 「打線は小粒、山椒(さんしょう)系が多いから。山椒系並べてピリリと辛くいけばいいんだけど…」

 近本、中野ら俊足好打の“具材”を生かす貴重な調味料の役目を果たしたい。左投手に右打者を起用するのはいわばセオリーだが「そういうところも度外視して期待が持てる」と井上ヘッド。北條も含め、出番に飢える男の躍動を渇望する。

 特に陽川は10日広島戦で昇格即代打安打を放ち、原口は今季まだ安打こそないものの、対今永の通算打率は・375。ベンチの隠し味で終わる気は毛頭ない。「勢いと好相性」で味つけも施し、左腕勢をペロリと頂く。

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