なぜフルネーム?会社名「株式会社斎藤佑樹」の理由「正々堂々、そのまんまの名前で行こう」

[ 2022年5月2日 20:53 ]

斎藤佑樹氏
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 昨季限りで現役引退した元日本ハムの斎藤佑樹氏(33)が2日に放送された、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「ガクのネ」(月曜後7・20~7・40)で、昨年末に設立した会社の名称を「株式会社斎藤佑樹」にした理由を語った。

 番組には前週に引き続き、日本ハムで7年間一緒にプレーした新垣勇人氏がゲストで出演。新垣氏は18年限りで現役を引退し、現在は社会人の東芝で投手コーチを務める傍ら自身の会社「カキシード」を立ち上げて活動している。

 会社設立の先輩である新垣氏に「カキシード」の由来を尋ねた後、「株式会社斎藤佑樹」が話題に。「あんまりないですよね、フルネームで…」と聞かれた斎藤氏は「会社立ち上げる時にどんな名前にしようかなっていうのがあって。僕だけじゃなくて一緒に考えてくれる人もいて、名前の候補が10個ぐらいあって、その中の一つに『株式会社斎藤佑樹』があったんですよ」と会社名を決めるまでの経緯を説明。そして「もうやっぱり誰にもお世話にならないで自分独りで歩いていくっていうことを考えて、これは正々堂々というか『株式会社斎藤佑樹』、そのまんまの名前で行こうっていう決意の表れでもありますね」と続け、会社名に込めた思いを明かした。

 昨年末に会社設立を発表した際、インスタグラムで「野球をする選手やスタッフの働きやすさだったり。野球を見る人たちがもっと楽しめる場づくりだったり。怪我と向き合うときのメンタルの管理だったり。野球をする小中高生の育成だったり。選手のセカンドキャリアだったり。地域との関係性だったり。他にも僕がまだ気づいていない問題もたくさんあると思います」とやりたいことを記していた斎藤氏。番組では、会社を通じて野球界へ恩返しをしたいという考えを披露し、「プロジェクトは何個か走り出している。まだ言えないんですけど」と話していた。

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2022年5月2日のニュース