三菱重工ダービーはWestに軍配！元阪神、オリックスの金田和之が優勝投手に

第72回JABA京都大会   三菱重工West2-1三菱重工East （ 2022年5月2日    大阪シティ信用金庫スタジアム ）

＜三菱重工West・三菱重工East＞優勝投手となり捕手に抱きつく三菱重工West・金田和之
Photo By スポニチ

　21年に東西で再編後、決勝という最高の舞台で公式戦初となった三菱重工の同門対決は、Westに軍配が上がった。Eastを2―1で下し、JABA京都大会2年連続2度目の優勝。第46回社会人野球日本選手権（10月30日から10日間、京セラドーム大阪）出場権を獲得した。

　元阪神、オリックスで加入1年目の守護神・金田和之が公式戦初のイニングまたぎで2回2安打無失点締め。優勝の瞬間は喜びを爆発させ捕手に抱きついた。「試合前のミーティングでチーム全体が“Eastに負けないぞ”と気合が入っていましたし（イニングまたぎの）準備はできていました。強い気持ちだけを持って、強気にいきました。優勝の輪の中にいたことが野球人生で初めて。結果を出すことができてよかった」と目尻を下げた。