大谷翔平の出場試合で“春の珍事”一塁塁審が4度「誤審」ことごとくチャレンジ成功

[ 2022年5月2日 10:08 ]

ア・リーグ   エンゼルス6―5ホワイトソックス ( 2022年5月1日    シカゴ )

<ホワイトソックス・エンゼルス>7回無死一、煮二塁、投ゴロ併殺に倒れた際に右足付け根を痛めた大谷(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が出場した1日(日本時間2日)のホワイトソックス戦(シカゴ・ギャランティードレートフィールドでの)で、同じ塁審が下した判定がビデオ検証で4度も覆る“珍事”が起こった。

 2回1死一、二塁のエンゼルスの攻撃で、ベラスケスの投ゴロは1―6―3と転送され、併殺かと思われたが、一塁のバーバー塁審はセーフの判定。ホワイトソックスがチャレンジして、ビデオ検証の結果、アウトとなり、併殺が完成した。エンゼルスの3回の攻撃では、ウォードの遊撃へのゴロの判定はアウトだったが、チャレンジの結果、セーフに。さらに9回にもウォードの遊撃への打球もアウトからセーフに変わった。これで“チャレンジ騒動”は終わりかと思われたが、9回のホワイトソックスの攻撃でも2死からロベルトの三塁へのゴロがアウトからセーフに。試合終了かと思われたが、チャレンジの結果、再開された。

 この試合で大谷は走塁の際に右足付け根に違和感を感じて途中交代。「右股関節の張り」と発表され、大谷は試合後、水原通訳を通して「大事をとって。ああいう展開だったので、トレーニングスタッフに言われて交代したが、今のところ明日は出るつもり」とコメントした。

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2022年5月2日のニュース