巨人・ビエイラ メジャーよりジャイアンツ愛!インスタに届いたファンからのラブコール応えた

[ 2022年1月25日 05:30 ]

キャッチボール相手のダニエル・ミサキ(左)と笑顔でハグするビエイラ(撮影・河野 光希)
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 巨人・ビエイラが川崎市のジャイアンツ球場で来日後初めて自主トレを行い、キャッチボールなどで調整した。13日に来日し「隔離期間は(部屋の中で)練習しながら過ごした。気が病まないように体を動かしていた」と軽快な動きを見せた。

 20年に巨人入りし、昨年は日本球界最速の166キロを計測。外国人投手記録の32試合連続無失点をマークするなど、守護神としてチームに貢献した。オフには米メディアでカブスなど複数球団が獲得に興味を示していると報じられたが、昨年末に巨人残留を決断。メジャーとの争奪戦に発展することも予想された中、決め手は「ジャイアンツ愛」だった。

 「ジャイアンツが自分に合っている。日本でプレーするチャンスをくれたチームですから。(メジャーからのオファーは)契約の詳しい内容に入る前に残留することを決断していたので、詳しい内容というところまでは把握していない」

 オフの間、自身のインスタグラムに残留を望むメッセージが多く届いた。メジャー球団からの声よりもファンからの声が響き、残留の後押しとなった。「SNSで多くのファンから“ジャイアンツに残ってほしい”というメッセージをいただいた」と感謝した。

 今季も守護神として期待がかかる。「そこのポジションがしっかりと獲れるように練習して、アピールしていく。セーブを考えるよりチームが勝つために、そういう思いでやっていきたい」と最後までチーム愛を強調した。(川島 毅洋)

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2022年1月25日のニュース