新庄ビッグボス「ダボダボ系」「お客さん」禁止令!上沢に「17勝」近藤に「30発」指令!

[ 2022年1月21日 20:03 ]

<日本ハム>新ユニホームを着て質疑応答で話す新庄監督(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの新庄剛志監督(49)が21日、球団の新ブランド・新ユニホーム発表記者会見前にド派手な映像で登場。北海道の澄んだ空と海をイメージしたファイターズ・ブルーと、大地を覆う清らかな雪が表現されたスノー・ホワイト、何物にも屈しない強靭な精神を表したインビクタス・ブラックの3色で構成された新ホームユニホームに身を包み登場し、就任後初めてとなる背番号「1」の姿を披露した。

 新ユニホームお披露目映像に登場した後、ホームユニホームを着てファイターズ・ブルーを基調としたビジター用ユニホームに身を包んだ上沢と会見に登場した新庄監督。冒頭から新ユニホーム、背番号「1」のデザインに“ダメ出し”を連発したビッグボスは、新チームスローガンについても20~30の候補を「(僕のイメージと)全部違うんですよ」と却下し「ファンは宝物」に決定したと笑顔で語った。

 それを受けて上沢が新スローガンについての感想を話す中で「コロナもあってお客さんが…」と話すと「日本ハムファイターズの選手は『お客さん』と言わない。お客さんって、お金を払って球場に見に来るのが僕はお客さんだと思う。お金を払ってでも僕たちのプレー、選手のプレーを見に来たいと思うのがファンだと思うので」と「お客さん」というワードを“禁句”に。会見場から画面の向こうで見ているであろう選手に対しても「選手のみんな。『ファン』ね!インタビューの時は、ファン。お願いしますね」と笑顔で念押しをした。

 その他にもユニホームの着こなしについて持論を展開。「最近流行りなのか、ダボダボっとした感じが多くないですか?せっかく裸になったらいい体をしているのに。そのラインをユニホームで崩しているような気がする。これは選手と話し合いながら、そのへんを変えられたらうれしいかなって」と強い言葉ではないものの、ビッグボスの言葉だけに事実上の「ダボダボ系」禁止を示唆。会見に臨む上で自分のユニホームも3センチ単位で何度も直したといい「うちのチームはスリムにパッとした感じでやりたい」と語った。

 また、会見に同席した上沢とリモート参加の近藤に対しては「(上沢は)彼の力なら16、17勝。近ちゃんに関しては30発。期待しないけど、期待します」とビッグボス流のエールを送った。

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