阪神・チェン 中日・立浪監督への恩返し誓う「とてもお世話になった。お会いできること楽しみ」

[ 2022年1月21日 05:30 ]

09年8月、広島に勝利し、ナインを迎える(右から)チェンと立浪

 阪神のチェンが20日、中日・立浪新監督に恩返しを誓った。

 「新人でドラゴンズに入った時も、とてもお世話になりました。監督と選手という立場ですけど、お会いできることを楽しみにしています」

 再会を果たすには、1軍で躍動するしかない。プライベートでも交流があった2人。左打者の内角にフォークを投げられなかった若手時代には、立浪監督から「じゃあツーシームとチェンジアップで、どんどん攻めていけ。あとは真っすぐも」との助言を授かった。

 従来は直球主体だったが、そこから投球スタイルを変更。10年には13勝を挙げる活躍を見せ優勝に貢献。翌11年も先発ローテーションの一角として、球団初のリーグ連覇を支える投手に成長した。

 この日は、2日連続で鳴尾浜球場に姿を見せ、室内で約2時間のウエートトレーニングを行った。「焦らず一歩一歩、自分のやることをしっかりやって、メドを立てていきたい」。昨年痛めた左肩も順調に回復しており、巻き返しを期す。

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