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ソフトバンク甲斐の母校・楊志館の後輩が全吸収

[ 2022年1月16日 13:49 ]

帽子を取って意気込む須股梓主将と楊志館の全部員は先輩・甲斐の自主トレを見つめて決意を新たにした
Photo By スポニチ

 可愛い後輩たちが、偉大なキャノン先輩に熱視線を送っていた。ソフトバンク甲斐拓也捕手(29)が16日、大分市内で合同自主トレを公開。その雄姿を見ようと母校・楊志館(大分)の部員全16人(女子マネジャー3人含む)が球場の一塁側スタンドに3列で着座し、初めて甲斐の自主トレを間近で見つめた。

 「練習法に打撃、送球、見て学ぶことが多いと思ったので、みんなで見に行きたいと思って。僕らの誇りですし、自慢ができる存在からたくさんのことを学ぶことができたら」

 主将の須股梓(すまた・あずさ)内野手(新3年)はノートにメモを取りながら午前中のメニューでの動きをチェック。どん欲に吸収しようとしていた。

 昨夏の東京五輪では金メダル獲得に貢献した甲斐。大分市民としての功績を称えられて、昨年12月27日には黄金色の郵便ポスト「ゴールドポスト」に名前を刻まれたが、あえて母校・楊志館の校舎側の大分駅南口にある駅内郵便局の前に設置をお願いした。

 「新たな責任ができたし、見慣れた景色にあるポストに恥じないように日々精進していきます」と甲斐は話していたが、部員たちは積極的に年賀状を投函。金メダリストとなった先輩との再会を待ちわびてきた。

 萩原田久生監督が企画して、自主トレ観戦ツアーは実現した。楊志館は昨夏の選手権大分大会2回戦で佐伯鶴城に1―3で敗れて夏を逃した。昨秋は秋季大分大会1回戦で大分南に3―4で惜敗し、今春センバツ出場の可能性も消えた。

 甲子園の出場は、8強入りした07年夏まで遠ざかる。甲斐先輩でも達成できなかった15年ぶりの目標達成に向けて須股主将は「僕らはシード校を倒して泥臭く勝ち抜く。なので甲斐さんも全試合出場を続けて、たくさんのいいプレーで僕らに刺激を与えて欲しいです」。春からの新チームは、結束していた。

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