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オリックス・宮城 14勝以上へ勝ちまくる 目指すは球団高卒3年目左腕で梶本氏以来66年ぶりの偉業 

[ 2022年1月16日 05:30 ]

青空の下、報道陣にキャッチボールを披露する宮城(撮影・井垣 忠夫)
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 球団左腕66年ぶりの快挙に挑む。新成人を迎えたオリックス・宮城が15日、大阪・舞洲のオセアンBSで自主トレを公開し、昨季の自身13勝を超える偉業達成へ意欲を示した。

 「まずは13勝を超えられたら、いいかなと思います」。素朴な言葉に、強い決意が、にじみ出た。今年の漢字には「勝」の一字を力強く書き込んだ。13勝超え、すなわち14勝以上。高卒3年目以内に14勝なら球団左腕では56年梶本隆夫(28勝)以来で、ドラフト制以降では球団史上初となる。昨季は13勝4敗、防御率2・51で新人王を獲得し、チームの25年ぶりとなるリーグ優勝の原動力となっただけに、予感は高まる。

 絶対エースに対し、挑戦状も叩きつけた。昨年末のNPBアワーズで「由伸さんから1個でもタイトルを取れたら」と対抗心を燃やしており、改めて「9冠」の山本から最優秀防御率などタイトル奪取を宣言した。

 「先輩(山本)から防御率を取れたら。勝ち運が重なって…だと思うけど、できたら、いろんなタイトルを。秘密ですが、言いたいことがあるので、タイトルを取って、ものを言えるようにしたい」

 この日のキャッチボールでは、昨季日本シリーズで封印した2段モーションを試投。ペナントレースでは上げた右足を一度下ろしてから再び上げていたが、投球バランスの良化へ向け1段に変えていた。「(1段で)固めていくか両方使っていくか、試しながら」と進化を模索する。報道陣から二十歳として20勝に近づきたいかと問われ、「今質問されて、そう思いました」と宮城。大ブレークした昨季以上の上昇曲線を描く。(湯澤 涼)

 《高卒3年目までなら95年の平井以来》高卒3年目までにシーズン14勝以上は、オリックスでは95年に2年目の平井正史が救援で15勝したのが最後。先発だけで14勝は、阪急時代の58年に3年目の米田哲也が23勝(先発19、救援4)、左腕では56年に3年目の梶本隆夫が28勝(先発15、救援13)したのが最後になる。また、高卒3年目までにシーズン14勝した左腕は、他球団を含めても86年の近鉄・小野和義(14勝、3年目)以降は現れていない。

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