ロッテ・藤原、中日・根尾と日本シリーズで再会誓う プロ4年目の大阪桐蔭コンビが殻を破る

[ 2022年1月16日 05:30 ]

並んで笑顔を見せるロッテ・藤原(左)と中日・根尾 
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 大阪桐蔭の主力として18年甲子園で春夏連覇を達成したロッテ・藤原と中日・根尾が、日本シリーズでの再会を誓った。中日・大島が大阪・日本生命グラウンドで行う合同自主トレに参加する2人。昨季はロッテ・佐々木朗、ヤクルト・奥川、オリックス・宮城ら1学年下の20歳世代が急成長して台頭する中、覚醒へ待ったなしの4年目を迎えた。

 5日から始まった大島道場は、午前から器具を使ったトレーニングなどで体全体を鍛えまくる。「一人ではできないメニュー」と藤原。現在体重81キロ。月間MVPを獲得した昨年7、8月は80キロだったが、不振に陥った秋以降は76キロと細くなった。「誰よりも意識が高い根尾でも弱音を吐くくらいきつい」と独特な表現を口にした。

 少し遅い初夢も披露。10年以来となるロッテVS中日の日本シリーズを描いた。「お互い、これまで143試合出られていない。それをクリアして会えるのがベスト。まずはそこを目指したい」。ともに全試合出場を果たしての再会。将来的には「トリプルスリー」の夢も追いかけていく。

 立浪監督が就任した今季からは外野一本で勝負を懸ける根尾も、4年目の青写真を描いた。「打率は2割5~6分、ゆくゆくは3割以上を目指したい。肩が自分の武器。打てればゴールデングラブ賞も獲れると思っている」と力を込めた。

 元同僚の存在が刺激となる。「(藤原は)結果で黙らせるタイプ。トリプルスリーを目指してやる、と高校の頃から言っていた。昨年月間MVPを獲った時の打撃も凄かった。(日本シリーズでは)対戦して負けないぐらいの選手にならないと話にならないので…」。リーグが違うからこそ、高校時代に2人でつかんだ日本一を、今度はプロの舞台で競い合うことができる。(横市 勇)

 ▽藤原と根尾の18年甲子園春夏連覇 2年春から4季連続出場となり、藤原は「4番・中堅」、根尾は「5番・遊撃兼投手」で全11試合にフル出場。藤原は2大会で48打数20安打18打点、打率・417。根尾は春夏全試合で安打を記録し、39打数18安打13打点、打率・462。また、投手としても春の智弁和歌山との決勝で完投勝利。5試合に登板して全てで白星を挙げるなど、ともに「大阪桐蔭最強世代」の主軸として、12年以来同校2度目となる春夏連覇に貢献した。

 ▽ロッテVS中日の1974年日本シリーズ 巨人のV10を阻止した中日が20年ぶりに進出も、抑え役を務めたエース・星野仙一が第2、6戦で救援失敗。対するロッテは村田兆治が第6戦を完投勝利。4勝2敗で制し、金田正一監督が宙に舞った。

 ▽ロッテVS中日の2010年日本シリーズ ロッテがCSを勝ち抜き、史上初のリーグ3位で日本シリーズ進出。西村徳文監督と落合博満監督のロッテOB対決は、4勝2敗1分けでロッテが制し、「プロ野球史上最大の下克上」を達成した。

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