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広島・野間 定位置奪取へ“新井魂”継承誓う「不細工でもいいから泥臭くやる」

[ 2022年1月16日 05:30 ]

内野ノックを受ける野間(中央)(撮影・河合 洋介)
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 広島は15日、マツダスタジアムと大野練習場で合同自主トレが始まり、野間峻祥外野手(28)が“新井魂”の継承を誓った。球団OB新井貴浩氏(スポニチ本紙評論家)が見せた泥臭さを参考に、今季から務める野手主将としての役割を全うすると宣言。定位置を奪取して、グラウンドに立ち続けることでチームの先頭に立つことを誓った。 

 野間は入団から多くのリーダーを見てきた。先輩、後輩ともに人望の厚かった小窪、男気で引っ張る会沢、投手ではレジェンドの黒田氏もいた。その中でも今季から務める新主将として見習うのは、新井氏の姿だと言う。

 「新井さんら自分が率先して泥臭くやる先輩方を見てきた。かっこをつけるのではなく、不細工でもいいから泥臭くやる。そういう新井さんを見て、かっこいいと思っていた」

 新井氏は38歳シーズンの15年に広島復帰。当時、主将制は採用されていなかったものの、同氏がグラウンド内外での見本となって赤ヘル一丸の中心となった。「勝ちに向かって行く姿勢、1打席、ワンプレーに対して必死にやる姿勢は見習わないといけない。主将になって改めて、ああいうプレーを僕たちがやらないといけないと思った」。佐々岡監督が昨季から主将制を復活させたのも黒田、新井両氏のようなリーダーをチームに求めたため。野間は、ひたむきで、がむしゃらな主将を目指すと心に決めた。

 泥臭さは定位置奪取へのカギにもなる。「カープの野球は、泥臭く次の塁を狙っていくところが大きいと思う。そこは自分に足りないところでもある」。野間は昨季9盗塁。これはチーム最多タイながら、俊足自慢としては物足りない。野間が先発としてグラウンドを貪欲に駆け回れば、積極的な走塁姿勢がチームに浸透するきっかけにもなるだろう。

 合同自主トレ初日は野間のあいさつから始まった。主将として本格的に始動したが、自身が目指す泥臭い姿勢は試合に出なければ示すこともできない。「主将としてチームのことを考えないといけないけど、自分のことも(大切)。まずはレギュラーを獲れるようにアピールしないといけない」。新主将としての所信表明で、定位置をつかみ損ねてきた過去との決別を宣言した。(河合 洋介)

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