山梨学院が3年ぶりセンバツ当確に王手 エース榎谷3世代甲子園出場へ力投

[ 2021年10月31日 05:30 ]

秋季高校野球関東大会1回戦   山梨学院12―3拓大紅陵 ( 2021年10月30日 )

<山梨学院・拓大紅陵>自己最速の143キロを計測した榎谷(撮影・柳内 遼平)
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 第74回秋季高校野球関東大会は30日、ノーブルホームスタジアム水戸などで開幕し、1回戦3試合が行われた。2年ぶり11度目の出場となった山梨学院(山梨1位)は、拓大紅陵(千葉2位)に12―3で8回コールド勝ち。19年以来3年ぶりのセンバツ出場当確に王手をかけた。

 エース右腕・榎谷礼央(れお=2年)は3回途中から登板し、5回1/3を3安打1失点。自己最速を2キロ更新する143キロを計測する力投を見せた。「チームに流れを持ってこようと思って投げました」。

 祖父・鈴木詔彦(あきひこ)さん(78)、父・優史(まさし)さん(45)はともに浜松商(静岡)で甲子園出場。小学生時にコーチだった父から授かった「マウンドでは焦らず冷静に」の金言通り、冷静なマウンドさばきで勝利に導いた。3世代での甲子園出場へ近づく準々決勝に向け「目の前の1勝を勝ち取りたい」と力を込めた。

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2021年10月31日のニュース