阪神・近本 負傷の右太腿裏も順調に回復、CSファーストS初戦へアクセル全開宣言「チームの力に」

[ 2021年10月31日 05:30 ]

フリー打撃を行う近本(撮影・成瀬 徹)
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 CSファーストS初戦からの復帰を見据える阪神・近本がアクセル全開を宣言した。「クライマックスシリーズに向けて練習していますし、そこでチームの力になれるようにしっかり準備したいと思います」。21日の中日戦で右太腿裏を負傷し、終盤3試合は欠場。前日29日に再開された全体練習では一部別メニュー調整ながら、フリー打撃では鋭い当たりを連発するなど、回復は順調のようだ。

 新人だった19年は3位でCSへ進み、DeNAとのファーストS初戦では3安打2盗塁の活躍。最大6点差からの逆転勝利を呼んだ。昨秋はコロナ下で開催がなく、2年ぶりに迎える秋の短期決戦で再現に期待がかかる。

 「積極的に自分のスイングを心掛けて打席に入りたいなと思います。チームの勝利につながる、チームを勢いづかせる打撃ができればいいのかなと思っています」

 19年4月11日のDeNA戦から続いていた連続試合出場が392試合で止まり、悲願のリーグ優勝にもわずかに届かなかった。二重の悔しさを胸にしまい見据える日本一への戦い。まずは最初の関門となる打倒巨人へ、「もう一度ここから戦っていこうという雰囲気になっていますし、ジャイアンツ戦にだけ集中して、みんなで戦っていきたい」と力を込めた。(長谷川 凡記)

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2021年10月31日のニュース