早大、無念の引き分けでV逸 DeNAから2位指名の徳山は涙 「迷惑をかけて本当に申し訳ない」

[ 2021年10月31日 16:31 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦最終週最終日 2回戦   早大3―3慶大 ( 2021年10月31日    神宮 )

<早大・慶大>力投する早大の先発・徳山(撮影・木村 揚輔)
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 9回2死二塁。代打小野の打球は二飛に終わり引き分け。早大の逆転優勝はならなかった。

 1回に2死満塁から岩本が右中間へ走者一掃の二塁打。3点をリードしたものの追加点が奪えず7回に追いつかれた。小宮山悟監督は「開幕カードで立教に連敗してから、あと一歩のところまで来た選手を立派だと思う。さらにコロナのPCR検査を10回も受け誰一人陽性の選手がいなかったのも立派だった」と涙にくれる丸山主将、徳山投手を労った。エース背番「11」を背負った徳山は「調子が上がらずチームに迷惑をかけて本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。きょうは気持ちだけで投げたんですが」と最後まで涙が止まらなかった。

 2カード目からスタメン出場の今井が19年の郡司(慶大―中日)以来の三冠王に輝き、4年生の意地は見せた。当初は野球は大学までと言っていたが、今季の活躍で社会人チームからオファーが届き野球を継続することも決まった。

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2021年10月31日のニュース