広島・菊池涼が“珍公約” 「“シュウペイ”が最多勝獲れるように打ちたい」 森下とのお立ち台で約束

[ 2021年3月30日 22:02 ]

セ・リーグ   広島1-0阪神 ( 2021年3月30日    マツダ )

<広・神(1)>ヒーローインタビューで笑顔でシュウペイポーズをとる森下と菊池涼(右)
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 広島が1-0で阪神を破り、3連戦の初戦を取った。阪神の西勇にはオリックス時代も含めて通算6勝(0敗)を献上する天敵だったが、菊池涼の適時打でついに土をつけ、本拠地のファンを喜ばせた。

 喜ばせたのは、バットだけではない。試合後のお立ち台には、6回無失点で今季初勝利の森下とともに登場。森下が「“モリペイ”で~す」と、お笑いコンビ「ぺこぱ」のシュウペイ(33)のギャグでもある、両人差し指で頬を指さすポーズを披露。ファンの間でも似ているとうわさになり、チーム内で愛称にもなっている“シュウペイ”ネタで、ファンにあいさつした。

 その後、森下は「こうやって、先輩とお立ち台に上がるのが初めてなので、とってもうれしいです」と話し、4回の1死満塁で佐藤輝を空振り三振にしとめた場面について、「あの場面で打たれるわけにはいかないと思っていたので、何が何でもという気持ちで、三振取れてよかったです」と話し、拍手を浴びた。

 さらに、菊池涼にインタビューが移ると、6回の決勝打について「本当に“シュウペイ”がすごく頑張ってくれていたので、絶対に何とかしたいな、という気持ちだけで(打席に)入りました」と話し、球場内に笑いが漏れた。さらに、打った場面について「本当に苦しい展開だったんですが、いいところに落ちてくれて、そして一生懸命投げていた“シュウペイ”に勝ちがついて、よかったです」と話し、球場内がもう一度、笑いに包まれた。

 最後に、今季の目標を問われた菊池涼は「“シュウペイ”が最多勝獲れるように、打ちたいと思います」と話すと、森下が「“シュウペイ”で~す」と呼応。即興のコンビプレーで、最後までファンを喜ばせた。

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