ヤクルト・川端「きょうは何としてでも勝ちたかった」 代打初球打ちV打で今季初勝利もぎ取る

[ 2021年3月30日 21:52 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―4DeNA ( 2021年3月30日    横浜 )

<D・ヤ(1)>ヒーローインタビュー後、スタンドのファンに手を振る川端 (撮影・森沢裕)
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 ヤクルトが5―4でDeNAに逆転勝ちを収め、開幕からの連敗を3でストップ。待望の今季初勝利を挙げた。

 1―4で迎えた8回、この回から登板した相手2番手左腕・石田から2四球をもらって2死一、二塁とし、ソフトバンクから加入した内川の今季初打点となる中前適時打で2点差と反撃開始。ここでマウンドが3番手右腕・山崎に代わると、塩見の左翼フェンスを直撃する2点適時二塁打で4―4の同点に追いついた。さらに続く西浦の代打に出た川端も山崎の初球直球を叩いて右越え二塁打として逆転に成功、これが決勝点となった。

 試合後のヒーローインタビューに臨んだ33歳の川端は「本当に何も考えずに打席に集中して打ちました」とし、「今まで練習でやってきたことをあの打席で出してやろうと思って入ったんですけど、ちょっと高かったんですけど、何とか抜けてくれて良かったです」と初球打ちした殊勲打を振り返った。

 「神宮で開幕3連敗してしまったので、きょうは何としてでも勝ちたかったので最後まで諦めずにやった結果がいい結果になったのかなと思います」と川端。開幕4戦目での初勝利に「ほんっとうれしいです」と声を弾ませ、プロ16年目のシーズンに「ここ最近、本当にいい成績を残すことができていないので、今年こそはという思いでやってます」とキッパリ。「あしたもですね、きょうの勢いそのままに絶対勝ちますのでまた応援よろしくお願いします」とファンに連勝を宣言していた。
 

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