脱落するには、まだ早い 開幕3連戦で乱調の阪神・石井大が「7回の男」生き残りへ必死

[ 2021年3月30日 05:30 ]

「7回の男」生き残りを誓った阪神・石井大
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 阪神ドラフト8位・石井大が当面は日替わり起用を見込まれることになった“7回の男”への生き残りを期した。

 「次が最後のチャンスだと思って、後悔が残らないように。これまでやってきたことを思い出して、できることをしっかりやっていきたい」

 開幕戦は1点優勢の7回を任され、塩見に同点三塁打を浴びて降板。第3戦も7―0の8回に山田に2ランを被弾した。「開幕戦は納得できた部分があるんですが、昨日は失敗をふっしょくできないままいってしまった。後悔が残る」。悔しさをかみしめ、鳴尾浜で約1時間の筋力トレ後に広島へ向かった。

 開幕からの3日間でブルペン陣は8人全員が登板。金村投手コーチは「手探りでやっていきましょう、というところ」と岩崎―スアレスの8、9回以外は流動的な布陣を改めて強調した。9回打ち切りで積極投入が可能な上、固定する必要がないほど人材がそろい、「全員勝ちパターンでいける。うまいこと疲労を分散させながらやれればいい」と思い描いた。

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2021年3月30日のニュース