巨人・サンチェス7回2失点! 坂本が好投救う勝ち越し打で勝利投手の権利を持って降板

[ 2021年3月30日 20:50 ]

セ・リーグ   巨人ー中日 ( 2021年3月30日    バンテリンD )

<中・巨>力投する巨人の先発・サンチェス(撮影・木村 揚輔)
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 巨人のサンチェス投手(31)が30日、中日戦(バンテリンドームナゴヤ)で今季初先発し7回2失点だった。

 サンチェスにとっては悪夢の3回だった。先制点をもらってマウンドに上がり簡単に2死を取った。だが、1番・大島に初安打を許すと、2番・阿部を打ち取った二ゴロの当たりを吉川が後逸。2死一、二塁となり、3番・高橋周にはカウント2ストライク3ボールから三ゴロ。しかし、三塁手の岡本が二塁送球も走者が投球と同時に走っており間に合わなかった。そして4番・ビシエドの左前打で逆転を許してしまった。

 それでも、巨人は4回に先頭の中島が同点1号ソロを放ち、試合を振り出しに戻した。サンチェスは野手のミスを引きずらず4、5回と3者凡退。6回には先頭の高橋周に二塁打を許すも後続を断った。7回にサンチェスは打席が回ってきたが代打はなく、続投した。

 先頭の7番・木下拓に中前打で出塁を許したが、落ち着いた投球で無失点に切り抜けて味方の反撃を待った。すると、8回に中日2番手の又吉から坂本が勝ち越し打を放ち3-2。サンチェスは7回109球投げ4安打4奪三振2失点で勝利の権利を得て降板。8回のマウンドには大竹が上がった。

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