上田西・山口 延長11回まで零封も 今大会最多の162球目にサヨナラ…

[ 2021年3月24日 05:30 ]

第93回選抜高校野球大会第4日第1試合 1回戦   上田西0-1広島新庄 ( 2021年3月23日    甲子園 )

<広島新庄・上田西>12回を1人で投げ、悔しさのあまり大粒の涙を流す上田西・山口(中央)(撮影・井垣 忠夫)
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 上田西(長野)のエース左腕・山口謙作が1球に泣いた。リズム良く延長11回までスコアボードに「0」を並べたが、12回2死から連打を浴びてサヨナラ負け。

 天理の達孝太が20日の宮崎商戦で投じた161球を上回る今大会最多の162球目を痛打され「(最後に打たれたのは)スライダーです。中に入ってそれを打たれてしまった。浮いてしまったのが悔しい」と号泣した。

 甲子園初采配となった吉崎琢朗監督は「(山口は)ベストピッチをしてくれた。投手として成長を感じた」とねぎらった。

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2021年3月24日のニュース