虎が21年最初の伝統の一戦を制する 佐藤輝の一発で奪ったリードを4投手の零封リレーで守り抜く

[ 2021年3月14日 15:59 ]

オープン戦   阪神1ー0巨人 ( 2021年3月14日    甲子園球場 )

<神・巨>4回2死、ソロ本塁打を放ち、矢野監督(左)らに出迎えられる佐藤輝(撮影・北條 貴史)
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 21年最初の伝統の一戦は、ドラフト1位・佐藤輝明内野手(22=近大)のオープン戦第4号が決勝弾となり阪神が制した。

 佐藤輝は両軍無得点で迎えた4回2死に左腕・高橋の直球を捉え、打球は左翼ポール際へ。三塁審判は一度ファウルのジェスチャーも、矢野監督がリクエストを要請。ビデオ検証の結果判定が覆り、これが決勝点となった。宿敵巨人相手にも持ち味のパワーを見せつけた。

 投手陣は1軍戦初登板で先発した高卒2年目・及川が、最速145キロの直球を主体に強気の投球で4回1安打無失点と好投。馬場、小林、桑原とつないで零封勝利を挙げた。

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2021年3月14日のニュース