オリが「ブルペン品評会」 何と1試合で投手10人起用 シーズンでも2度しかない珍記録

[ 2021年3月14日 16:56 ]

オープン戦   オリックス5ー0西武 ( 2021年3月14日    京セラドーム大阪 )

<オ・西>オリックスの2番手でマウンドへ上がった能見
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 オリックスが1試合で10人の投手を起用。西武打線をわずか1安打に抑える超豪華な「零封リレー」を完成させた。

 普段はセットアッパーのヒギンスが先発。1回を3人で抑えると、ベテラン能見、黒木、鈴木がそれぞれ1イニングずつ三者凡退で切り抜けた。初めて走者を与えたのは、5回にマウンドへ上がった5番手の吉田凌。先頭打者の山川に四球を許したものの、続く栗山を一ゴロ併殺に仕留め、3人で終えた。6番手・ルーキー阿部、7番手・富山まで無安打投球。8回に登板した8番手・金田が1死から山野辺に左中間へ二塁打を浴び、これが唯一の被安打と思わぬ形で目立ってしまった。

 9回は中田、山田と2人がマウンドに立ち、レギュラーシーズンでも1966年の中日、74年の日本ハムと2例しかない「1試合10投手登板」の珍記録となった。

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2021年3月14日のニュース