中日・与田監督「士気が下がる」 柳の不甲斐ない投球に「肩」いからせる

[ 2021年3月14日 17:40 ]

オープン戦   中日4ー5ヤクルト ( 2021年3月14日    神宮球場 )

<ヤ・中>選手交代を告げる与田監督(撮影・村上 大輔)
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 期待値が高いほど、要求も高くなる。中日・与田剛監督(55)が先発し、6回8安打5失点だった柳に苦言を呈した。

 ポイントに挙げたのは3―0の2回だ。先頭の村上をカウント2―2から制球が定まらず、四球で歩かせた場面。「主力相手に逃げたような投球は、チームの士気が下がる」と温厚な指揮官にしては珍しく、語気を強めた。「投手として、打たれてもいいという気持ちにはならないが、追い込んでの四球は士気が下がる。2度と、ないようにしないといけない」。この四球を発端に3失点。先発陣の柱の1本としてカウントするだけに、結果論ではなく、マウンド上での姿に物足りなさを感じた。

 チームは2試合連続で1点差試合を落とし、オープン戦の最下位に転落。「うまく機能していないところがあるから、それが順位にも結びついてくる。反省してシーズンに生かしていかないと」。開幕まで残り5試合で課題を一つずつ、つぶしていく。

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2021年3月14日のニュース