投手転向1年半でドラフト候補に 立花学園・永島田の挑戦

[ 2021年3月14日 19:01 ]

東海大菅生との練習試合に登板した立花学園・永島田(撮影・川島 毅洋)
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 立花学園(神奈川)の147キロ右腕・永島田輝斗(きらと、2年)が14日、東海大菅生(東京)との練習試合に2番手で登板。4回1/3を投げ5安打4失点の内容に「変化球をしっかり投げないと打たれてしまう」と反省した。

 大沢中では捕手を務め、立花学園に進学。1年秋に捕手から投手に転向した。志賀正啓監督は「投げ方がきれいだったし、投手の方がチャンスがあるかなと思った」と説明。永島田は「最初はコントロールができずに苦しんだが、練習を積み重ねた」。動画でソフトバンク・千賀らのフォームを参考にしながら、下半身主導の投げ方を模索した。球速は1年時は135キロだったが、今年の冬の投球練習で147キロを計測した。

 この日の練習試合は日本ハム・坂本晃一スカウトが視察するなど、プロ球団から注目を集めるまでになった。永島田は「150キロを出して神奈川でNo.1になりたい」と目標を掲げる。投手の面白さを知った右腕が、どんな成長曲線を見せるか注目だ。(川島 毅洋)

 ◆永島田 輝斗(ながしまだ・きらと)2003年(平15)11月30日生まれ、神奈川県相模原市出身の17歳。小1から野球を始め、大沢中では軟式野球部に所属。50メートルは6秒3、遠投110メートル。持ち球はカットボール、カーブ、フォーク。1メートル80、81キロ。右投げ右打ち。

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2021年3月14日のニュース