ソフトバンク 開幕ローテ残り1枠は大竹、杉山、二保に絞った!16日以降“追試”

[ 2021年3月14日 05:30 ]

ソフトバンクの大竹
Photo By スポニチ

 開幕ローテーション争いは16日以降の延長戦に入る。関東遠征中のソフトバンクは13日、ヤクルトとのオープン戦が雨天中止となり工藤監督がオンライン対応。開幕ローテーション最終枠候補を大竹、二保、杉山の3投手に絞る考えを示した。確定済みの石川、高橋礼、和田に加えて武田と笠谷も当確なことを明かし、「大竹くん、二保くんは先発に入れるかのテストをしないと。あと1枠ということを考えれば杉山くんも含め考えないといけない」と話した。

 14日ロッテ戦の先発は高橋礼がスライドするため、二保は16日以降にテストされる。オープン戦は残り6試合。当初は14日までに6枠を確定させる予定だった。

 12日に、指揮官は両ふくらはぎ不良から急激に回復してきた千賀の開幕ローテーション見送りを明言し、最終枠が1つ残された。ただモイネロは実戦登板日が未定で、岩崎も右肘が万全ではなく中継ぎの駒不足が懸念される。指揮官は「杉山くんは1イニングの球威を考えて後ろの方が、という考えもあります。これは確定ではないです」と、最速157キロの杉山を中継ぎに入れるプランも選択肢に入れている。

 投手陣は今季、「四死球率減」を掲げる。二保は対外試合4試合12回で10四球。杉山は同3試合10回で8四死球。一方で大竹はこの日の教育リーグ中日戦を含め3試合11回で3四球と、四球が少ない。「彼の場合、球威があるわけではないが、長いイニングを投げてもらい、カーブの出来と制球をしっかりやってもらえれば十分やっていける」と指揮官。大竹リードの現状に二保と杉山が逆転を懸けて追試に臨む。

続きを表示

この記事のフォト

2021年3月14日のニュース