阪神・佐藤輝が“G倒リクエスト弾”を振り返る「ホームランなら走るだけなんで」　長い待ち時間にも冷静

オープン戦   阪神1ー0巨人 （ 2021年3月14日    甲子園球場 ）

＜神・巨＞　4回2死、本塁打に判定が覆り、再び走り出す佐藤輝　（撮影・平嶋　理子）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　オープン戦12球団トップとなる4号ソロを放った佐藤輝が初めて臨んだ「伝統の一戦」で放った一発を振り返った。左翼ポール際への打球は一度はファウルと判定され、矢野監督のリクエストで覆り本塁打に。「際どい打球だったけど、フェアで良かったです。走りながら見てて入ったかなと思ったけど、ファウルだったので。プロ野球はリクエストがあるので助けられましたね」

　審判団のビデオ検証の時間が長かったことにも「ファウルと言われた時の準備はしていた。ホームランなら走るだけなんで」と冷静だったという。チームは今年初の巨人戦で自身も甲子園で宿敵との一戦の重要性を実感。「セリーグで優勝するためには倒さないといけない相手。シーズン入っても打てるように頑張りたい」と最後まで頼もしかった。