“千両役者の予カ~ン” 阪神ドラ1・佐藤輝 初の対外試合で逆転弾の“プロ1号” 初回には初安打も

[ 2021年2月9日 14:58 ]

練習試合   阪神―日本ハム ( 2021年2月9日    沖縄・宜野座 )

<練習試合 神・日>   5回 無死一塁 右越えに逆転の2点本塁打を放つ佐藤輝(投手・鈴木)    (撮影・成瀬 徹)       
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 阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(21=近大)が9日の練習試合・日本ハム戦(かりゆし宜野座)で記念すべき“プロ初本塁打”を放った。

 3―4と1点差に追い上げた5回無死一塁だった。カウント1―2からの4球目。サイドハンド右腕の鈴木健が投じた内角スライダーを振り抜くと、左翼から右翼への風にも乗って、右翼ポールのはるか上を飛び越える逆転2ランとなった。

 スケールの大きさは疑いようがない。初の対外試合となった、この日の日本ハム戦。「2番左翼」として先発出場し、初回1死走者なしの第1打席では、西村からいきなり右前打を記録した。7日の紅白戦では、自身6打席目にして初安打を放つも、内容に不満があったようで、「次はもっといい形のヒットを打ちたいですね。ただのセカンドゴロなんで。もっと内容の濃い打席に次からはしていきたい」と話していたが、“虎のデビュー戦”では大暴れ。初安打にとどまらず、初アーチまで放つあたりは、千両役者のにおいがプンプン漂う。

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