阪神・平田2軍監督が「球児SA効果」に期待 キャンプ第2クールが終了し総括

[ 2021年2月9日 19:47 ]

阪神・平田2軍監督(左)と藤川SA

 阪神2軍の安芸キャンプは9日、第2クールが終了した。藤川球児スペシャルアシスタント(SA)の視察も、この日がラスト。平田2軍監督は効果に期待した。

 <平田2軍監督と一問一答>

 ―第2クールを振り返って。

 「今日は少し冷えたけど、天気にも恵まれて順調なキャンプを送っていると思うよ」

 ―シート打撃では牧や石井将らが目立っていた。

 「浜地もいいし、今日のシート打撃で投げた桑原、小林も順調だし。みんな順調」

 ―牧や石井将は藤川SAから熱心に助言を受けていた。

 「なにか掴んでほしい。石井将は横手投げに投球フォームを変えたところで、1軍に変則の左投手がいないということでSAも注目していろいろアドバイスしたと思うし。投球フォ―ムを変えて、今年に懸ける気持ちが強いんでね。牧にしても(背番号が)3ケタというところで、中継ぎや先発もしましたけど、もう一皮むければもっと良い球いくんじゃないかというところで、なにか掴もうとする姿勢は感じるよね」

 ―シート打撃も行った。

 「江越がノーステップを試していて、良い当たりをするところをこの前見れたし、新人ばっかりじゃなく結果を出したい中堅クラス。中堅じゃないか若手か。江越とか板山とか。もう荒木は仕上がっている。江越、板山も秋山(レッズ)と2年やって、打撃の感じもすごく良いので、いつ(1軍に)呼ばれても良いぐらいの仕上がりしてるんでね。どんな結果、内容を出してくれるか。やっぱり実戦になると楽しみがまた増えてくるわね」

 ―1軍の日本ハム戦では西純や井上が出場しました。

 「(井上が)打ったらしいね。純矢が3点取られたっていうやん、エラーが最初1点で。そこはまだまだ西にしても、練習試合の1番頭に投げさせてもらえて、点取られても抑えても勉強。そこはまだまだ良い経験というか、結果出したいだろうけど。ありがたいやん、練習試合のトップで投げさせてもらえたっていうところを、いかに期待されてるというところで、まだまだやっていかなきゃ」

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2021年2月9日のニュース