日本ハム ドラ1・伊藤大海 初のフリー打撃登板 44球中安打性3本

[ 2021年2月9日 11:27 ]

<日本ハムキャンプ>打撃投手を務めた伊藤(撮影・高橋茂夫)=9日、沖縄・名護
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 日本ハムのドラフト1位・伊藤大海投手(23=苫小牧駒大)が9日、初めてフリー打撃で打撃投手役を務めた。

 阪神との練習試合に参加しない主力野手が残る球場で、栗山監督も見守る中でマウンドへ。大田、西川を相手にし、44球を投げて安打性の当たりは大田の3本だけだった。

 バックを中田や近藤、中島、渡辺が守る、「豪華」な打撃投手。西川から空振りを奪ったり、止めたバットに当たった大田がカットボールの切れに思わず笑みを浮かべる場面もあった。13日には紅白戦に登板する予定となっている。

 以下、一問一答。

 ―登板を終えた感想は?
「緊張しましたし、大田さんも西川もストライクゾーンにしっかり来た時しかバットを出さないので、そういう部分でレベルの違いを感じました」と汗をぬぐった。

 ―2人との対戦を知ったのは?
 「直前に言われました。集中することもできましたし、打撃投手という難しい状況の中である程度のボールは投げられた」

 ―テーマは
 「コーチの方からは、テンポ良く打たせることをメインに、と言われていた。打者に投げるのは初めてだったので、いろいろと変化球も使っていけたらなと思いました」

 ―手応えは
 「初の対打者としては悪くないんじゃないかなという思いはあるので、あとは細かいところをつないでいきたい」

 ―細かいところとは
「コントロールの部分で変化球もそうですが、真っすぐのラインというか、アウトコースならアウトコース、インコースならインコースと、高さにこだわるよりはまずはコースにきっちり投げられるというところに持っていけたら」

 ―空振り、見逃し、ファウルもあった。
「お二人も投手の球を見るのは何回やったかという時期。打ちに来ているというよりはボールを見ているイメージがあった。まだまだ僕としても精度を上げていかないといけないなと思います」

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2021年2月9日のニュース