DeNAがケース打撃でバント 三浦新監督「今後も続ける」 「スモールベースボール」こそ生きる道

[ 2021年2月9日 17:28 ]

<DeNAキャンプ第2クール4日目>ケース打撃でバントする宮本
Photo By 代表撮影

 31打席で28回バント成功。成功率90・3%の数字こそDeNAの三浦大輔新監督の生きる道だ。「得点力を考えたら必要。成功率も高く1発目としては良かった」。

 春季キャンプ第2クール最終日に、昨年までのラミレス体制ではメニューになかったケース打撃(バント)がお目見え。1死一塁などで野手陣がバントし、次々犠打を成功させた。「ウチはウチのやり方でやっていく」。それがスモールベースボールだ。

 昨季51犠打、31盗塁はともに12球団ワースト。さらに犠打はリーグで5年連続、盗塁は2年連続最下位。一方昨季チーム打率・266、本塁打135はともにリーグトップで、狭い球場の本拠地・ハマスタで打力勝負を挑んできた。

 それでも昨季は4位。今季はソト、オースティンらの大砲助っ人もコロナ下で来日の目処が立たない。現有戦力で「大から小」へシフトチェンジをすることは必要不可避だ。

 23年ぶり日本一へ。「昨年は(2軍監督として)やっていた準備だし今後もバント練習を続ける」と番長が生き様を明確に示した。

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2021年2月9日のニュース