広島・ピレラ 完全合流!“四刀流”マルチ起用計画を歓迎「100%の力出すだけ」

[ 2020年3月19日 05:30 ]

ティー打撃する広島のピレラ
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 広島のホセ・ピレラ外野手(30=フィリーズ)は18日、マツダスタジアムでの全体練習に完全合流し、コンディション不良で見送っていた内野ノックや打撃練習を再開した。早ければ、20日の中日との練習試合で実戦復帰する。開幕延期期間も三塁、左翼の適性テストの継続が決定。打撃では2、6番を担うだけに、打順と守備位置の「四刀流上等」とばかりに、チーム事情に合わせた起用法を快く歓迎した。

 始まりの見えない開幕に向けてスイッチを入れ直した。コンディション不良で一部別メニュー調整だったピレラは、全メニューを消化した。14、15日のソフトバンク戦を欠場し、17日の全体練習では、ベースランニングや打撃練習中の左翼守備に就いた程度だった。

 それがこの日は、三塁での内野ノックに加えて打撃練習も再開。「(スイングの力感は)60~70%。100%では振っていないけどいい感じだった」。軽打を繰り返したが、無事を強調するには十分の内容を見せた。

 「試合に出られる準備はする。ベンチで応援だけするのは好きではないので…。明日(19日)の様子を見て体と相談してやっていきたい」

 20日からは、中日との練習試合3連戦(マツダ)が控えている。練習を見守った高ヘッドコーチは「明日を見てからになるけど、あさっての試合ぐらいからは出られそうだね」と、早ければ明日にも実戦復帰する見通しとなった。

 開幕延期はプラスに作用しそうだ。守備位置は送球難を露呈している三塁、もしくは米国時代に主戦だった左翼の両睨みでのテストが継続される。同ヘッドコーチは「試せる期間が増えたし、もう少し守備を見てみたい。野間、長野、高橋(大)の状態も見たいし。小園も含めてね」と説明する。三塁、左翼候補の選手の状態を加味しながら、開幕後の起用法が決まる可能性もある。

 オープン戦は25打数10安打、打率・400と好調を維持した。「誠也に攻め方をよく聞いて自分に置き換えられた」。打順は主に6番ながら、2試合で起用された2番も攻撃型オプションとして準備。開幕延期期間も打撃、守備位置をともに2通りこなす「四刀流」で勝負する。

 「守備位置も打順もどこでも試合に出られるとチャンスが増えるし、難しさは感じていない。どこの打順でも100%の力を出すだけ。相手にダメージを与えることを考えているので、打順で打撃を変えることもない」

 固定されない起用法を厭わない献身性が、チームのオプション増に貢献している。(河合 洋介)

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