開幕延期でマイナー選手がフードデリバリーのバイト「大打撃 練習する場所もない」

[ 2020年3月19日 02:30 ]

 大リーグ同様、開幕が延期されたマイナーリーグに所属する選手が、アルバイトを余儀なくされている現状を17日、米ヤフースポーツが伝えた。アスレチックス傘下1Aのピーター・ベイヤー投手(26)は、フードデリバリーサービスの仕事を始めた。

 コロラド州出身の右腕は「マイナー選手にとっては大打撃。練習する場所もない」と悲痛な思いを口にした。大リーガーは週1100ドル(約11万7700円)の手当が支給されるが、マイナー選手に対して負担している球団はドジャース、メッツ、レイズなど数球団に限られている。

 ベイヤーはキャンプが中止になって以来、アリゾナ州内のジムでトレーニングをしていたが、米国の非常事態宣言によりジムは閉鎖。一方、同宣言で飲食店の営業が宅配や持ち帰りに限定されている事情から、宅配業務の需要が高まっている。y

続きを表示

2020年3月19日のニュース