阪神・ガルシア 開幕ローテ急浮上!初シート打撃好投 矢野監督「競争というのは変わらない」

[ 2020年3月19日 05:30 ]

シート打撃に登板し、好投した阪神・ガルシア(撮影・阪井 日向)
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 左肩のコンディション不良で春季キャンプ後は2軍調整している阪神のオネルキ・ガルシア投手(30)が18日、鳴尾浜球場で今春初のシート打撃に登板した。藤谷、遠藤、小野寺とのべ10打席対戦し、安打性をわずか1本と好投を披露。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕が延期する中、残り2枠となっている開幕ローテーション候補に急浮上した。

 一躍、開幕ローテーション候補に急浮上した。左肩のコンディション不良のため出遅れていたガルシアが、シート打撃に今春初登板。遠藤、藤谷、小野寺との計10打席で、安打性は遠藤に浴びた1本に封じ込めた。

 「すごく良かったです。コントロールがまとまっていたのでそこがきょう一番の収穫かなと思います」

 復活への一歩を刻み込んだ。最速143キロの直球にツーシーム、スライダー、チェンジアップを駆使。岩田から伝授されたという習得中のカットボールも、打者との反応を知ることができた。「ゲームのために何球か投げて練習しました。まあまあ良かったと思います」。本来は打たせて取るタイプの投手だが5奪三振。格の違いを見せつける内容に、安藤育成コーチも「きょうは良かったですね。順調にきていると思います」とうなずいた。

 春季キャンプ中に左肩のコンディション不良を訴え、キャンプ後は2軍で調整してきた。「気持ち的には準備はできている」。今後はもう一度シート打撃に登板し、試合に臨む予定だ。

 この日、各球団から新型コロナウイルスの影響で開幕延期になった日程に代わる練習試合の日程が発表された。最短で4月10日の開幕を目指しているが、未だ現状は不透明。チームに目を向けても、オリックス2軍との練習試合に登板した藤浪、飯田とも開幕ローテ入りへのアピールには至らなかった。視察した矢野監督が言う。

 「まだ判断できへんよね。飯田も(藤浪)晋太郎も決定ということではないし、開幕の日が決まらないと。そこまでにまた他のピッチャーも投げていくし、競争というのは変わらないんで」

 競争の延長は同時に、助っ人左腕にとってはさらなる調整期間が与えられたことを意味する。「コロナウイルスで感染している人を思うと申し訳ないと思う」と前置きした上で、「気持ち的には(開幕が遅れて)ありがたい。これからしっかり自分の準備をしていきたい」と意気込んだ。ローテに当確ランプを灯した左腕は高橋のみ。未曽有の事態も追い風に、背番号77が逆転ローテ入りを狙う。(阪井 日向)

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