巨人・岡本「4番兼ユーチューバー」希望 “ライバル”はHikakin 子供たちを動画で喜ばせたい

[ 2020年3月18日 05:30 ]

必死の形相で守備練習をする岡本(撮影・小海途 良幹)
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で球場観戦できない子供たちへ――。巨人・岡本が「4番兼ユーチューバー」となるべく、自身の思いを語った。球団は「公式You Tubeチャンネル」を展開中で「昔はなかったもの。今はそういう時代なので、うまく使ってもらえるとうれしい。ファンの方々に喜んでもらえると思う」とSNSでファンとつながることを望んだ。

 2年前の18年12月の契約更改後の会見。若き4番は、ユーチューバーをライバル視する一幕があった。小学生の「将来なりたい職業」で野球選手が脅かされていることに触れ「子供たちから見て、お金をもらえるのは絶対ユーチューバー。Hikakinさんとか」と、人気ユーチューバーの名前を挙げて対抗心を燃やしていた。

 今こそ休校中の小中高生に夢を届ける。球団は、選手が実践する自宅でできる簡単トレーニング「家トレ」の動画を7日から配信中。担当者は「部活動を自粛しているという話も聞きます。岡本選手が毎日やっている、家でもできるトレーニングを公開できれば、参考になるかもしれない」と「岡本先生」の動画作成に意欲的だ。

 岡本は21日からの無観客での練習試合を控え、ジャイアンツ球場の全体練習に参加。今後は練習風景やインタビューも配信される予定で「4番兼ユーチューバー」となり、開幕を待つ。 (神田 佑)

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2020年3月18日のニュース