ソフトB・リチャード 支配下初安打も反省「思い切りがなかった」

[ 2020年3月18日 05:30 ]

5回無死、三塁内野安打を放ち走るリチャード(撮影・岡田 丈靖)
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 16日に支配下選手契約を結んだソフトバンクのリチャード内野手(20)が17日、社会人の西部ガスとの練習試合(タマスタ筑後)に「5番・三塁」で出場。三塁強襲の“支配下初安打”を放った。ベンチでも存在感たっぷり。個性派で愛された球団OB、川崎宗則氏の背番号「52」を引き継いだ若鷹は、柳田悠岐外野手(31)らにいじらてムードメーカーぶりを発揮。開幕1軍へ向けてスタートを切った。

 前日の会見で「世界一の選手になる」とグローバルな野望を掲げたリチャード。注目の支配下選手としての初ヒットは、激走の内野安打だった。0―2の5回、先頭での第2打席。内角ボール球を強引にスイングすると、強い打球に三塁手がゴロをファンブル。全力で駆け抜けると「H」ランプがともった。

 「いつもと変わらず全力でプレーできた。(背番は)後ろなんで見られないので。でも今日の打撃は思い切りがなかった。考え過ぎていた。いい球だけ打ちにいけば良かった」と反省から始まった。

 それでも、試合前のベンチでは主役だった。先輩方からいじられて盛り上げた。個性派キャラで人気だった「ムネリン」こと川崎宗則氏の「52」を引き継ぐ男にふさわしいムードメーカーぶりを、早くも発揮した。

 「3番・中堅」で出場した柳田にはグイグイこられたという。「ギータさんには“似合うなー!(52番)っぽいわ、ぽいわ。写真撮らせてー、と。ムネさん、おまえみたいな人やけー”と広島弁で言われました」と照れ笑い。

 入団から育成期間を通じてお世話になった藤本博史3軍監督からは「1番から4番で点取るぞ!5番(リチャード)は、いらん」。周囲に笑顔が広がった。

 視察に訪れた森ヘッドコーチも止まらない。「あれは(安打ではなく)エラーや。番号は半分になったけど動きは変わらんな。まだまだ勉強や。明日(の全体練習で)もバンバン走らせる。ハッスルしてアピールしてこい」と愛のムチだ。

 ここまで実戦17試合で5本塁打を放っている大砲候補だが、この日の支配下初実戦は左飛、内野安打、空振り三振と長打なし。「育成選手ならアピールになるけど、もう1軍で打たないと意味がない。支配下になって“人が変わったな”と言われないよう、さらに練習し頑張ります」。愛されキャラは開幕1軍入りへ、また巨体を謙虚に揺らす。

 ▼ソフトバンク・柳田 (リチャードが支配下登録となり、左右の大砲コンビ結成に向け)素晴らしい、頼りになる打者なんでね。(飛距離?)それが1番。凄いなーと思っていた。いつもは“リー”と呼んでいますよ。

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