カーブがスパイス ソフトB先発・和田 圧巻“9分クッキング”で3回零封

[ 2020年3月18日 19:57 ]

<練習試合、ソ・JR九州>3回1安打無失点に抑えた和田(撮影・中村達也)
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 ベテラン左腕が圧巻の“9分クッキング”後に“おかわり”まで、ほおばった。和田毅投手(39)が18日のファームの練習試合、JR九州戦(タマスタ筑後)に先発。3回31球、1安打無失点でマウンドに立っていたのは9分間だけだった。カップラーメン3つが出来上がる(通常約3分×3=9分)短時間の登板に物足りず、ブルペンに移動。21球の“おかわり投球”で、締めまでいただいた。

 「いいペースでしたね(笑い)。低めに緩急も付けられ、目先を変えることもできた」

 午後1時の試合開始とともに投げ始め、初回を2分9球、2回を5分16球、3回を2分6球。午後1時31分に降板すると「本番(開幕)でも投げられるように」とブルペンで、追加の“替え球(だま)”を注文していた。

 打者10人を料理し、無四死球。空振り三振2つ、見逃し三振も1つ奪った。スパイスとして利いたのが、110キロ台のカーブだ。この日の直球の最速は139キロで、最遅は111キロのカーブ。大リーグからソフトバンクへ戻った2016年頃からコトコトと、本格熟成させてきたものだ。

 「増やしたいよね」と女房・甲斐拓也と事前に調味料として盛り込むことをベンチで確認。打者5人の初球、または2球目に計5球。うまく混ぜ込んだ。

 11日の巨人とのオープン戦(ペイペイドーム)でも5回55球で先発勝利投手となった。球速差でタイミングを狂わせ、スピーディーに、さらりと絶品料理を提供する。「緩急は大事ですから」と、この日の速度差28キロに、ニヤリと笑った。プロ14年目。円熟味も増している和田は実に、うまい。

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