広島 小園 必死の打撃修正 苦しんだOP戦「貪欲にやるだけ」

[ 2020年3月18日 05:30 ]

打撃練習に励む小園
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 広島は17日に本拠地マツダスタジアムで全体練習を再開し、初の開幕スタメンを狙う小園海斗内野手(19)が決意の居残り特打に汗を流した。高卒2年目のオープン戦は出場12試合で打率・171。数字は低調でも悲壮感はなく、今春のテーマ「打ちに行きながら見極める」を追求しながら、至近の目標をかなえる構えだ。

 オープン戦の全日程を終え、一部投手陣を除いてつかの間の休息を得たナインは、開幕に向けて本拠地で全体練習を再開した。小園は全メニュー消化後、長野、野間、西川、高橋大らと居残り特打を敢行。懸命に汗を流し、打力向上に努めた。

 「最初の頃は良かったけど、広島に帰ってからは結果がなかなか出なかった。ただ、しっかり振ることはできていたし、いろんな経験もできました」

 オープン戦はチームで最も多く打席に立った。出場12試合で35打数6安打、1本塁打、6打点。本人の自戒通り、序盤は打った。一発を含む3安打2打点をマークした2月24日の巨人戦が典型例。だが、3月に入ってサードでの出場が増えると安打から遠ざかった。

 「ショートだとずっと動いてリズムをつくったけど、サードはあまり経験がなく入り方が難しかった。その中でも(終盤は)つくっていけたので、そこは収穫だと思います」

 新分野に挑む19歳の本音だ。継続して取り組む課題もある。「ストライク、ボールを見極めようとして受けてしまい、ワンテンポ遅れることがあった」と朝山打撃コーチ。見極めながら打ちに…ではなく、打ちに行きながら見極める。しっかり強く振る――。その追求が目下のテーマだ。

 「取り組んでいることを突き詰めたい。数字は大事だと思いますが、まだそこまで優良選手でもないので結果を恐れずに、持ち味の積極性を忘れず貪欲にやるだけです」

 視線の先には、開幕戦先発出場という至近の目標がある。高卒2年目で実現すれば2000年の東出(2軍打撃コーチ)以来。そのために、きょう18日とあす19日は中日との2軍練習試合(由宇)に参戦し、見えそうで見えない開幕に向けて全力を出し切る構えだ。

 「常に、できるという準備をやっていけばいいと思います。いつでもいけるように」

 荒々しくも確実に前進するホープ。追求の2文字を心に刻み、一心不乱に突き進む。
 (江尾 卓也)

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