秋季近畿大会で異例の対応 席取り対策で警備員配置

[ 2019年10月26日 19:53 ]

2019年度 秋季近畿地区高校野球大会 ( 2019年10月26日    佐藤薬品スタジアム )

 奈良県高野連が場所取り対策として、異例の対応を行うこととなった。

 来春選抜大会の重要参考資料となる秋季大会で注目度も高く、この日は開門前から入場口前に約300人が列をつくった。以降も多くの観客が球場を訪れたが、約5000席の内野席の一部には第1、第2試合では空席も見られる状況だった。第3試合の「智弁対決」を観戦するため、早朝から並んだ代表者が入場後、座席にシートを貼って席取り。その後に第3試合に合わせて来場したことも考えられるため、県高野連では急きょ、対応策をとることとなった。

 第1試合で大阪桐蔭―明石商、第2試合で奈良大付―天理の地元対決、第3試合には今夏甲子園大会優勝校の履正社が登場する27日は、開門前から球場内に警備員を配置。「1人1席」の遵守を呼びかけることを決めた。

続きを表示

2019年10月26日のニュース