堀内さんはセのDH制導入に反対「DH制だから強いって言ってしまうのもちょっと違うんじゃないかなぁ」

[ 2019年10月26日 20:27 ]

堀内恒夫氏
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 元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫さん(71)が26日、自身のブログを更新。セ・リーグのDH制導入について「俺は反対」と自身の考えを示した。

 セ・リーグで5年ぶり優勝を果たした古巣・巨人がパ・リーグの2位から勝ち上がって来たソフトバンク相手に日本シリーズで1勝もできず。4連敗で敗退した。

 これで2013年の楽天からパ・リーグ球団が7年連続日本一となり、2005年にスタートした交流戦もパ・リーグが10年連続勝ち越し中と「パ高セ低」の状況が長く続いていることもあって、日本一を逃した翌24日に巨人の原辰徳監督(61)が「DH制というので相当差をつけられている感じがある。(セ・リーグも)DH制は使うべきだろうね」と提言。25日には西武、ロッテで監督を務めた中日の伊東勤ヘッドコーチ(57)が「セ・リーグの醍醐味は投手も打席に入ること」とした上で「日本シリーズは今年はセパどちらの球場でもDH制あり、来年はDH制なしとかにすれば」と隔年制を提案していた。

 そんな状況の中で「セ・リーグのDH制導入について」のタイトルでブログを更新した堀内さん。「結論から言ってしまうと俺は『反対』」とし、「理由はいたってシンプルかもしれないが俺にとってはとても大事なこと。それは『野球の原点を残したい』」と続けた。

 堀内さんは沢村賞の選考委員長を務めており、21日に開かれた選考委員会の結果、今年は19年ぶりの該当者なし。沢村賞の選考基準は15勝、150奪三振、10完投、防御率2・50、200投球回、25試合登板、勝率6割の7項目で、候補に挙がった山口(巨人)は完投ゼロ、有原(日本ハム)が1完投だったことがネックになった。「有原も山口もよく頑張った。ただ、これ以上レベルは下げたくない。完投なしでいいとしたら、沢村さんのお名前に傷をつけてしまう」と話していた。

 投手の分業制が当たり前となった現代にこの選考基準が「そぐわないのでは?」という声は堀内さんの耳にも届いている。だが、それも含めて「時代は流れ色々なものが移り変わりそれに合わせて変えることももちろんあるし必要だろう。その一方で『不変』どんなに時代が変わろうと伝統や守っていくことそれもあると思う」と堀内さん。

 「俺にとってその『不変』の1つが『投手は9人目の野手』という野球の原点。投手は投げるだけじゃなく守備も攻撃もしっかりこなす。という原点。DH制だとピッチャーは気が抜けないから力はつくだろうね。でも、DH制だから強いって言ってしまうのもちょっと違うんじゃないかなぁ。俺はそう思うけどね」と私見をつづっていた。

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