藤浪 4回9四球で乱調も無失点の怪投

[ 2019年10月26日 14:21 ]

フェニックス・リーグ   ハンファ―阪神 ( 2019年10月26日    SOKKENスタジアム )

阪神・藤浪
Photo By スポニチ

 阪神の藤浪晋太郎投手(25)が約1カ月ぶりに先発のマウンドに上がり、4回で9四球を与えるなど制球に苦しみながらも無失点でしのいだ。2回途中には指から出血するアクシデントもあったが続投して102球を投げきった。

 初回は2つの四球などで2死一、三塁のピンチを招いたが、5番打者を154キロ直球で三ゴロでゼロに抑えた。3番打者との対峙(たいじ)では2、3球目で最速158キロを記録した。

 2回も制球は定まらない。先頭を四球で歩かせると7番打者への初球カットボールが抜け球となり、打者の頭上を越える大暴投。続く2球目も直球を引っかけて暴投。無安打で三進を許した。連続三振で2死までこぎつけたが、再び連続四球で満塁のピンチに。それでも2番打者を直球で空振り三振に仕留めて得点は与えなかった。3回、4回も四球が絡み、満塁にしたが要所を締めた。

 これまで同リーグでは6試合で救援登板して計7回を無失点だった。先発は9月25日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦で5回5安打4失点して以来だったが、快投で課題克服までとはいかなかった。

続きを表示

2019年10月26日のニュース