両軍計30安打30得点!智弁学園、兄弟校対決で壮絶打撃戦制した

[ 2019年10月26日 17:39 ]

2019年度秋季近畿地区高校野球大会 準々決勝   智弁学園17―13智弁和歌山 ( 2019年10月26日    佐藤薬品スタジアム )

<智弁学園・智弁和歌山>両チーム合わせて30点も生まれた熱戦を制した智弁学園ナイン(左)。右は智弁和歌山ナイン) (撮影・後藤 大輝)
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 来春選抜出場への重要な選考資料となる近畿大会最初の準々決勝は智弁学園(奈良1位)が智弁和歌山(和歌山1位)を破りベスト4に進み、選抜出場をほぼ確実にした。近畿の一般選考枠は6。

 公式戦で通算4度目、今年の春季近畿大会1回戦以来となる兄弟校対決は壮絶な打ち合いに。智弁学園は初回、6連打などで6点を先制。智弁和歌山は3回、2四球と相手の2暴投などに乗じて3点を返したが、4回、智弁学園は「4番一塁」の前川右京(2年)の右前2点打で3点を追加しリードをまたも6点に広げた。

 5回、智弁和歌山は「5番一塁」の川上珠嵐(じゅらん=2年)の左越えソロで1点を返し、6回には「4番右翼」の徳丸天晴(1年)の左越え3ランで8―9と1点差に迫ったが、智弁学園はその裏、5点を加え14―8と突き放す。7回、智弁和歌山は5四球を得るなど3点を返し11―14としたが、8回には智弁学園がさらに3点を加え17―11。智弁和歌山は9回に2点を奪ったが6点のビハインドは重かった。

 智弁和歌山は11安打、智弁学園は19安打で両軍を足すと計30安打。得点も両軍合計30を数えた。これで公式戦の通算対戦成績は2勝2敗のタイとなった。

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2019年10月26日のニュース