阪神 青柳 ドラ6小川と“顔なじみ”だった 「工業リレー」実現へ夢膨らむ

[ 2019年10月26日 05:30 ]

6位指名を受けて笑顔を見せる東海大九州の小川
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 阪神・青柳晃洋投手(25)が25日、ドラフト6位指名された東海大九州キャンパス・小川一平投手との意外な縁を本紙に明かした。

 「高校3年生の前で話をしたことがあって、そこに(小川も)いたと思う」

 川崎工科高で野球部に在籍していた時、部長を務めていたのが、小川の母校である横須賀工の三木健太郎監督だった。15年ドラフトで阪神から5位指名された後、三木監督へあいさつのため横須賀工を訪れた際に「ちょっと生徒の前で話してくれるか」と依頼され、その場に当時3年生だった小川もいた。青柳は「何話したかあまり覚えていないですけど」と苦笑いしたが、右腕の貴重な話は小川の心にも届いたはずだ。

 あれから4年。小川が指名され「まさかと思って見たらそう(横須賀工出身)だったので」と話をした生徒だったことが分かり、すぐに三木監督にも「おめでとうございます」と連絡を入れたという。

 来季からはチームメート。普段は明るい男も意外に人見知りの性格だといい「僕からは行かないですよ」と首を振ったが「聞かれたら答えてあげたいし、僕も(先輩だった)岩本さんや山本さんに優しくしてもらって、やりやすかったので」とサポートを約束した。

 ともに工業高校出身とあり将来的に抑えを希望する小川との「工業リレー」実現へ夢は膨らむ。まずは、来季も先発の一角としてフル回転を期す。
(遠藤 礼)

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