昨年大会準VのJFE西日本、タイブレークで惜敗 日本ハム1位指名の河野は7回1/3を1失点

[ 2019年10月26日 15:15 ]

第45回社会人野球日本選手権▽1回戦   日本製鉄鹿島 2―1 JFE西日本 ( 2019年10月26日    京セラドーム大阪 )

<日本製鉄鹿島・JFE西日本>JFE西日本先発の河野(撮影・成瀬 徹)  
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 昨年準優勝のJFE西日本は、タイブレークに突入した延長12回に1死一、二塁から左中間安打を許してサヨナラ負けした。

 今年のドラフトで日本ハムから1位指名を受けた河野竜生投手(21)は先発で7回1/3を7安打1失点。

 「調子はベストではないが悪くはなかった。チームに勝利を持って来られず悔しい」

 初回2死から連続長短打で1点を失ったが、2回以降は140キロ台中盤の速球にスライダーや100キロ台のスローカーブを交えてアウトを重ねた。山下敬之監督(44)は河野について「調子はあんまり良くなかったが、それなりに試合をつくってくれた」とねぎらった。

 昨年は主戦として3試合で2完封を含む27イニングを投げ、敢闘賞を受賞。優勝を置き土産に、と臨んだ大会で初戦敗退し社会人野球で最後の登板になった。

 「1年目から投げさせてもらい、体力や技術だけでなく、精神的に成長させてもらった。プロでレベルアップした姿を見せたい」
 3年間の社会人生活で応援してくれた人たちに感謝の思いを口にして球場を後にした。

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