巨人・菅野、7年連続7度目の球宴出場「どこかで見せ場をつくる」

[ 2019年7月2日 05:30 ]

ジャイアンツ球場で練習を行った菅野(撮影・森沢裕)
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 巨人・菅野は新人時代の13年から7年連続7度目の球宴出場。「選んでもらった緒方監督に感謝したいです。どこかで見せ場をつくれれば。ファンの方に喜んで頂ければいいと思います」と穏やかな笑みとともに球宴ならではの投球を予告した。

 一昨年はソフトバンクの柳田と全球直球での勝負を演じた。昨年は一転して西武・山川に対してスローボールを投じて幻惑。山川へのスローボールは外角高めに外れたが、柳田は4球目の153キロ直球で空振り三振に斬った。球宴らしいお祭りムードの中で行われた見応えある力勝負だった。

 当時も球場は拍手と大歓声に包まれたが、今年は12日の第1戦が本拠地である東京ドームで開催される。登板日は未定ながらも「もし投げることになれば、ファンの皆さんに喜んでもらえたら」と再び球場を盛り上げる。

 球宴前には2度の先発を予定する。この日は、きょう2日の中日戦先発に向け、川崎市のジャイアンツ球場で行われた先発投手練習に参加。キャッチボールや短距離ダッシュで汗を流した。交流戦優勝をかけた前回23日のソフトバンク戦でプロ最短の1回0/3、4失点KOを喫したものの、違和感のあった腰を含めて身体の状態は確実に上向いている。

 チームが首位独走態勢を築きかけている中で迎える前半戦最後の9連戦初戦。「自分なりに野球と向き合ってやってきた。自分に期待してマウンドに立てればと思う」と8日間の調整期間を振り返った。2日の中日戦に登板後は、状態次第で中5日で8日の阪神戦にまわる可能性がある。

 エースは復活を印象づける好投を続け、球宴でも周囲の期待に応える熱戦を演じるつもりだ。 (川手 達矢)

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2019年7月2日のニュース