楽天・則本　2軍戦で6回1失点、最速153キロマーク！早ければ来週1軍復帰も

2軍戦での登板を終えて、報道陣の取材に応じる楽天・則本昂
Photo By スポニチ

　3月に右肘の手術を受けた楽天・則本昂が2日のイースタン・リーグ・ヤクルト戦（森林どり泉）に先発。実戦復帰3試合目で、6回8安打1失点だった。108球を投げ、最速153キロをマークした。

　則本昂は「悪いなりに要所要所抑えながら投げられた。いろいろな球を使いながら、真っ直ぐも少しずつ良くなっている。（100球がメドだったが）バラつきがあって、7回ぐらいまでは投げたかった。ただ、100球投げ切ったのは良かった。段階を踏んで球数もイニングも投げられるようになっている。次回与えられたところでしっかり投げたい」と話した。則本昂については、明日以降コンディションを確認して次回登板を決定。早ければ9日オリックス戦（楽天生命パーク）で1軍復帰の可能性もある。

　結果の報告を受けた平石監督は「まだ映像は見ていない。ここまでは順調に来ている」と説明。今後については「正式にはまだ、決めていないけど投げられると判断したら1軍でと思っている。まずは明日の状態を見て。慎重に考えたい」と早ければ来週の1軍復帰も念頭に、復帰時期を探る意向を示した。

　則本昂は6月20日のイースタン・リーグの巨人戦で今季初の実戦登板を果たし、3回を投げて4三振を奪うなど2安打1失点。最速152キロを計測した。2戦目となった25日の同西武戦では6回で68球を投げ、1安打無失点だった。