楽天へトレードの広島・下水流 ナインに最後のあいさつ「今シーズンが勝負だと…」

[ 2019年7月2日 14:35 ]

<広島>楽天へのトレードが決まりナインにあいさつする下水流(中央)(撮影・奥 調)
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 楽天への交換トレードが発表された広島の下水流昂外野手(31)は2日、本拠マツダスタジアムをスーツ姿で訪問して、緒方監督らスタッフ、ナインに挨拶を済ませた。

 全体練習前の円陣では、同じ12年ドラフトで入団した上本に促されて声出しを担当。最後には「さあ、行こう!」と声を張り上げた。

 挨拶を一通り終えると、取材陣に対応。「ビックリしています。寂しいのが一つ。チャンスをいただいた楽天さんには感謝しています」と複雑な胸中を打ち明けた。

 「今シーズンが勝負だと思ってスタートして、自分の力不足で思うようにいかなくてモヤモヤしていた。求められているのは、打撃だと思う。チームの勝利に貢献できる一本を打ちたい」

 7年目を迎えていた広島の思い出を聞かれると、昨年7月20日の巨人戦でマシソンから放ったサヨナラ本塁打を挙げた。「去年のサヨナラは僕の中では大きかった。チームの優勝が一番うれしいけど、個人的にであれば、あれが1番」と振り返った。

 今季は出場2試合で4打数無安打にとどまり、この日、楽天・三好との交換トレードが発表された。

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2019年7月2日のニュース