ヤクルト・小川 7回1失点3勝目「これをいい機会に…」自身の広島戦連敗も5で止める

[ 2019年7月2日 21:39 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―1広島 ( 2019年7月2日    マツダ )

<広・ヤ>2回1死、左越えに先制のソロ本塁打を放った中山(8)とタッチを交わす小川 (撮影・奥 調)
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 ヤクルトの小川泰弘投手(29)が広島戦(マツダ)で7回4安打1失点と好投し、今季3勝目(8敗)をマーク。チームの連敗を3で止めるとともに、2017年9月2日から続いていた自身の広島戦連敗を5で止めた。

 広島・九里との投手戦となったが、味方打線が6回にタイムリーエラーで決勝点。小川は4回に1度は同点に追いつかれたが、そこから12人連続アウトに仕留めてリリーフ陣につないだ。

 「強気でまず投げ込むということと、試合の中で色々な状況があるので、それにしっかり対応できるように、柔軟に投げるように。それを意識しました」という小川。

 4回に失った1点は無死一、二塁から打ち取った当たりが三塁ベースに当たって左前に抜けるアンラッキーな打球となったが、それ以降はパーフェクトに抑えた。「2アウトから粘り切るっていうことが1つのテーマだったので、不運な当たりもありましたけど、(気持ちを)切らさずにしっかり投げられたと思います」。7回まで117球。「自分を信じて、自信を持って投げるっていうことを後半はできたと思うんで、まだまだですけど、これをいい機会にして次も頑張りたいと思います」と静かに闘志をかき立てていた。

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