阪神・青柳、球宴で山川との対戦熱望「一番いい右バッターとやってみたい」

[ 2019年7月2日 05:30 ]

阪神・青柳(撮影・椎名 航)
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 4年目で球宴初出場が決まった青柳は球界を代表する強打者、西武・山川との対戦を熱望した。「山川さんと対戦したい。ホームラン数トップですし、凄いバッター」。腕試しの理由は明確だった。

 開幕から先発ローテーションの一翼を担い、13試合で5勝5敗、防御率3・30。いずれもパ・リーグトップの27本塁打、67打点を誇る大砲との対戦で、さらなる飛躍へのヒントと自信をつかむ狙いがあった。

 「僕の中では、右バッターが得意というイメージもあるんで、その中でも一番いい右バッターと対戦できるのでやってみたい。僕は真っすぐだけ(で勝負)とは言えないので、使えるものは全部使って最後は三振に取って終わりたい」

 今季の被打率は左打者・329に対して右打者・176。過去に西武戦での登板がなく、もちろん、山川との対戦もない。三振を取るイメージは既に膨らませ、実現すれば自信は深まる。

 球界では数少ない変則投法を操る。「こういうスタイルもありなんだよ…というのを全国の人にも見てもらって、1人でも影響を与えることができればいいなと思います」。夢のマウンドですべてを出し切る覚悟だ。 (山本 浩之)

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2019年7月2日のニュース