巨人・菅野、25日ぶり復帰登板で6回2失点 制球苦しむも粘投で6勝目の権利持ち降板

[ 2019年6月9日 16:11 ]

交流戦   巨人―ロッテ ( 2019年6月9日    東京D )

<巨・ロ3>力投する先発の菅野(撮影・森沢裕)
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 巨人の菅野智之投手(29)が9日、1軍に復帰し、本拠地東京ドームでのロッテ戦に先発し、6回3安打2失点。4点リードの場面での降板で、5月8日のDeNA戦(新潟)以来の白星となる6勝目の権利を得た。

 5月20日に腰の違和感を訴え、21日に出場選手登録を抹消されていた。同15日の(東京D)阪神戦以来25日ぶりのマウンドとなったこの日、初回、先頭の荻野に左翼への二塁打、1死から清田に四球を与えて1死一、三塁とする苦しい立ち上がり。2死後、死球を与えて満塁となったが、それでも東海大相模の後輩、菅野を空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

 制球に苦しみながらも、それでも、つけ込む隙は与えず。2回は3者凡退に抑えると、3、4回は四球で走者を出しつつ後続を抑えて得点を許さなかった。

 粘投を続ける菅野に、打線が呼応。2回、大城、陽岱鋼の連打などで2点を先制すると、3回には亀井の5号ソロ、大城の適時打で2点を追加、4回には若林が右中間へのソロ本塁打を放ち、エースの復活マウンドを盛り立てた。

 菅野は5回、鈴木に2試合連続弾となる8号2ランを浴びたが、失点はこの2点のみ。6回98球を投げ、3安打2失点、7奪三振4四死球で、6勝目の権利を持ってマウンドを降りた。

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